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人妻エロ漫画 【無料】逃れられない人妻 ゆりか プロローグ

(しけてんな……ハズレの女ばっかだぜ)
麻倉はひとりごちる。

大学を卒業前に遊べる女を引っ掛けるつもりで
クリスマスパーティーに参加したが、
麻倉の眼鏡に叶う女はそうはいなかった。

(エロそうな女でヤリ捨てても心が痛まないような
女が好みなんだがなぁ)
雰囲気や立ち振る舞い、話してみた感じで
自分好みの女を見つけるのが麻倉は得意だった。

「おっ……」
麻倉はパーティー会場の隅、目立たない場所に
好みに合う女を見つけた。

(こいつはなかなか……ん?人妻か?
こんな日にこんな場所に来るとはねぇ
……イイネ、楽しめそうだ)
今夜の獲物に狙いを定めたケダモノが意気揚々と
女に近付いていった。

人妻エロ漫画 逃れられない人妻 ゆりか

「今日は新人歓迎会で遅くなるっていっていたけど……」

彼女の名前は名坂ゆりか。29歳。
結婚して5年目の専業主婦だ。

飲み会といっても夫はそれほど遅くなることは
まず無いので、こうして帰りを待っているのだ。

ピンポーン
と、チャイムの音が聞こえてきた。

「あ、帰ってきたみたいね」

「はーい」
ゆりかは玄関へと向かった。
家に着いたら夫はチャイムを鳴らし、ゆりかが
それを迎える。
それが二人の習慣だった。

「えっ?」
扉を開けた瞬間、ゆりかは驚きを隠せなかった。

そこには酔った夫と、夫を抱えて立つ同僚と思わしき
男性がいたからだ。
夫がここまで飲んできた事はこれまで無かった事
だったし、夫を抱える男がゆりかの知っている
人物だったからだ。

「すみません、○×商事の麻倉と申しますが――あれ?」

忘れるはずも無い。
目の前にいる男は彼女がただ一度、
不貞を働いたときの相手だったからだ。